自由主義市場経済を推進していた国々が、中国に対して大きな過ちをしたこと

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1.はじめに

冷戦時代は、米国の自由主義陣営とソビエト連邦を中心とする社会主義陣営とに分かれていました。しかし、1989年のベルリンの壁の崩壊により、それまで12億人の自由主義市場経済が一気に40億人に膨れ上がることが予測されました。しかしこの時期の中国経済はまだ発展途上にあり、多くの自由主義市場経済国はあまり警戒していなかったように見受けられます。

中国は、1978年の改革開放政策に基づき、深圳を経済特別区に定め、外国資本の流入を許し、経済発展を急ぎました。その後は次々と経済特別区を指定し、中国自らの経済発展はもとより、先進諸国も自国の経済発展に中国を利用する形で推移するようになりました。この段階では、先進諸国は中国が社会主義国であることを忘れたかのように、世界経済の仲間として受け入れた感さえありました。
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自由主義市場経済を推進していた国々が、中国に対して大きな過ちをしたこと

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